令和3年度入学式が挙行されました。
4月9日(金)には、中学部の入学式が挙行されました。今年も新型コロナ対応で、在校生の参加は見送られましたが、保護者の方には、ご臨席いただくことができました。

今年から新校長として松田先生、教頭先生として谷垣先生が就任され、フレッシュなスタートを切ることができました。

今年度は40名ちょうどの入学生となりました。

代表による宣誓。落ち着いていて立派な宣誓でした。

歓迎の言葉は生徒会長。在校生を代表して、会長のみ、式に参加しました。

校長先生から、担任や各部署の先生方を紹介していただきました。

担任の清水先生を先頭に、新入生退場。拍手で前途を祝していただきました。

恒例の校門階段での集合写真。今年はとても桜の開花が早く、すでにほとんど残ってないのが残念です。(少し名残の花が…)この時だけは一瞬マスクを外してもらいました。

その後、初めてのホームルーム。宿題なども提出してもらいます。
さあ、いよいよバタビア生活のはじまりです。コロナ禍で、大江山合宿などもできないのですが、できることをしっかりやって、充実した中学校生活にしていきましょう!
第51回卒業式が挙行されました。
3月13日(土)には、中学部の卒業式が挙行されました。
今年はコロナ対策として、卒業生と保護者のみの参加とし、体育館に十分なスペースを確保して開催されました。

そのかわり、今年は卒業生一人一人に、壇上で卒業証書が手渡されました。


いつもは代表授与でしたので、これは生徒にとっても良かったのではないでしょうか。

在校生の送辞がないのは寂しい感じもしましたが、答辞に変わる卒業生代表による「卒業の言葉」は、想いのこもった内容でした。

最後のホームルームも教室には入らず、体育館にて担任からのご挨拶。非常事態宣言が解除されて、せめて保護者の皆様をお迎えしての式典ができたことは、良かったと思います。

中庭には恒例の記念写真スポット。中高一貫コースなので、それほど感傷的にはならない、本校の卒業式ですが、やはり一つの区切りであり、この3年間の成長を見ると感慨深いものがあります。高校に上がっても、またみんなで学校生活を楽しんでまいりましょう!
2020年度・中3バタビアゼミ発表会
3月10日(水)、今年も、バタゼミの発表会を迎えました。
この企画は4年前から始まり、高校入試がない一貫教育のメリットを生かすべく、中3全員が、テーマを決めて、「興味関心に基づく深掘り研究」を半年以上かけて実施し、年度末に発表会を行うというものです。


教員の有志が、一定のジャンルで「ゼミ」を開講し、生徒はいずれかのゼミに所属して、担当の先生の指導の下、授業外活動で研究を行います。

ジャンルはなんでもありで、教科にとらわれず、なんでも自分の興味関心のあるものを、掘り下げる研究活動を行います。今年もルービックキューブ、マンドリン、刀剣乱舞、写真、天体観測などなど、さまざまなゼミが開講されました。

発表方法は、ステージでのパワーポイントによるプレゼンや、実演、パネル展示とポスターセッションなどさまざまな発表形態がとられます。


例年は、保護者や在校生も、発表会に参加するのですが、今年は蜜を避けるために、一定の時間を区切って在校生だけが一部参加しました。


今年はコロナの影響で、校外活動などダイナミックな研究活動が制限されてしまいましたが、それでも、生徒の「好きなこと。」を探求する経験は、きっと今後の学習に向かう「姿勢」に何らかの良い影響があるものと、信じております。関係の先生方、ありがとうございました!
伝統文化体験授業として、「生け花」教室を開催
3月4日(木)に、中学3年生を対象として、「日本の伝統文化体験授業」として「生け花」の特別講習が実施されました。

これまでも、中学部では「能楽」の体験教室などにも参加し、日本の伝統文化に触れる機会を設けていますが、今年は「生け花」に挑戦しました。

事前学習として生け花についての知識を映像で学習した後、当日は池坊福知山支部の方に、指導をお願いし、デモンストレーションの後には、実技に挑戦しました。

手慣れた様子の生徒から、ぎこちない生徒まで、いろいろですが、花を生けることで、感性が豊かになる実感は持てたのではないでしょうか。

完成した立花は、それぞれお土産にして、持ち帰ることができました。花をいつくしむ日本の心を、これからも大切にしてもらいたいと思います。

*おまけ*担任も挑戦していますが、完全に理系の担任にとっては、なかなか生け花のハードルは高いようです。
*各種メディアにも掲載されました。
Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/b64921154677fff49d43f118561ac7a468c1fe3e
両丹日日新聞
https://www.ryoutan.co.jp/articles/2021/03/91309/
3学期の始まり~寒波やコロナに負けずにスタート!~
1月8日(木)には、3学期の始業式が行われました。今季一番の寒気ということで、警報が心配されましたが、無事に実施することができました。

にしても寒すぎます。こういう冷え方は久しぶりというか、昨年度はあまりなかったような。(でも中学生はしっかり挨拶してます。)立ち番の指導部の先生、ご苦労様です!

中学部は始業式も「武道館」で行われました。コロナ対策ということで高校とは違う場所で、校歌清聴も1コーラスにしてます。

式の後、新旧生徒会役員の引継ぎ式が行われました。今年の会長選挙は、久しぶりに信任投票ではなく選挙となり、しっかりとした公約を提示して争う選挙戦が展開されました。

新生徒会長のあいさつ。今年も会長は「女子」です。昨年度はイレギュラーな年になって、行事なども大変でしたが、次年度は思い切り活動してほしいものです。

式の後ホームルームと大掃除。クラブ活動も初日から実施されています。いよいよ3年生はラストの学期となり、卒業・進学に向けて充実した学校生活を送りたいものです。そのためにも、新型コロナウィルス感染症対策として、これまで以上に手洗いや手指の消毒を実施し、密接や至近距離の会話を控えるなど、全学で「行動変容」を心掛けてまいりましょう。
2学期の終業式~無事に今学期を終えました~
12月22日(火)には、第2学期の終業式が行われました。
この日は中学部と、高校の各学年が時間差で、式を行いました。これまで新校長の式辞は放送で行われていましたが、ようやく全員の前でメッセージを伝えることができました。

会場を分散するため、中学部は武道館での式としました。道場の畳の上での式も、背筋が伸びる感じがして良いものです。指導部からは、すべての生活場面での意識の向上を求める指示がありました。

式後は今年最後のホームルーム。成績や冬休みの注意、学園報などなど配布物と連絡諸注意が多くあります。中2は過日の「校外学習をプロデュース・プレゼン」の講評もありました。

今年はコロナ拡大の中、静かな年末年始となりますが、ステイホームを利用して、しっかりと学習に取り組んでください!新年は1月8日(金)始業式です。
将棋体験~プロ棋士・宮本 広志五段の講演と将棋教室を開催~
11月21日(土)には、共栄こどもコンピュータ将棋教室でも指導をお世話になっている宮本広志プロにご来校いただき、中学生に向けて1時間の講演と、将棋体験教室をお世話になりました。

宮本プロは3段からプロになる時点で、年齢制限で後がない、ぎりぎりの所を勝ち抜いて、当時としては最高齢(28歳)でプロになったことでも有名な棋士でいらっしゃいます。

その経験をもとに、主にご自分のこれまでの経験を中心にお話しいただきました。そのおだやかな物言いからは想像できない、勝負師としての熱いものも感じさせていただきました。

次の時間は、3年生限定で、将棋の体験教室を指導していただきました。

はじめての生徒もいたようですが、宮本プロが優しく指導してくださり、すぐにその面白さがわかったようです。

全体に大盤を使っての説明もあり、将棋の楽しさを、わかりやすく教えていただきました。
宮本プロは午後からの共栄こどもコンピュータ将棋教室への指導もお世話になる予定です。なお、共栄こどもコンピュータ将棋教室指導担当の山下教諭は、日本将棋連盟公認 将棋指導員の資格を取りましたので、同教室は日本将棋連盟公認の教室となっております。https://www.shogi.or.jp/school/lesson/kinki/
第53回文化祭~今年は規模を縮小して開催~
11月1日(日)には、中学部の文化祭が開催されました。今年は新型コロナウィルス感染症拡大を防ぐ観点から、名物の「合唱」がなくなって、保護者によるバザーや模擬店も見合わせとなり、学内生徒による発表会となりました。

午前中は弁論大会やクラス発表が行われました。

昼休みにはゆっくり教室展示を見ることができました。技術、家庭科や美術など、授業で取り組んだ作品も展示されています。



午後はピアノやバンド、ダンスなどの有志発表がありました。

最後は吹奏楽部の発表(演奏)でしめくくりました。

こじんまりとした文化祭になりましたが、弁論やクラス発表は、合唱がなくなった分、内容のあるものになったと思います。今年はいろんな意味で、工夫やガマンが必要な学園祭になりましたが、生徒会を中心に、みんなでできるだけのことをしようという姿勢が感じられました。皆さん、お疲れ様でした!

「服のチカラ」プロジェクト~今年もUNIQLOさんと~
昨年度から取り組んでいる「服のチカラ」プロジェクト。UNIQLOさんの呼びかけにより、古着を集めて、世界の難民に送るというものです。昨年度は中2の学年企画でしたが、今年は生徒会による全学的な取り組みに拡大されました。

↑すでに7月のLHRで、難民問題について理解を深め、このプロジェクトの紹介が生徒会により行われています。

今年も、この企画の広報を、地元のミニコミ誌(タウンタウン)に掲載することとし、その広告紙面づくりを材料に、10/21に特別授業が行われました。この広告制作は「コンペ」として実施され、最優秀作品が、実際にタウンタウンに掲載されます。

今年も特別授業の講師には、トップクリエーターとして活躍中の公庄さんに来校いただきました。2年目ということで、今年は単に広告という部分だけでなく、「デザイン」という視点で、いろいろ話を広げていただきました。2時間目は希望者のみが参加する「ワークショップ」を開催。実際に広告紙面を作成しながら、いろいろなお話しをしていただきました。

そしていよいよコンペの結果発表。公庄さんが全ての応募作品について講評してくださいました。

2年目という生徒もいるわけで、さすがにクオリティが上がっているようです。

最優秀は中3生徒の作品。着想、ビジュアル、コピーライティングのバランスが高く評価されました。(記念品もあります。)
今後、11月末ごろまで、古着集めが続きます。事務室前に回収BOXも設置されますので、昨年同様に多くの皆様のご協力を、よろしくお願いいたします。
校外学習~姫路城へ~
10月23日(金)は、高校が体育祭の予定でしたので、中学部は校外学習を企画しました。行き先は世界遺産の「姫路城」

例年「伝統文化・芸術鑑賞」として、能楽や劇の鑑賞会などを行っているのですが、屋内は避けたいということで、日本の文化財を見る!という観点で姫路城が行き先となりました。
ここ最近はインバウンドのおかげで、とんでもない人出でしたので、なかなか改修後の姫路城を見れてない人も多くあり、ちょうどいい機会となりました。

やはり、白鷺城の美しさは別格です。

観光客も戻ってきているようですが、この日は平日で、午前中は雨天が予想されていたので、過密な状況にはなりませんでした。

西御屋敷跡庭園の「好古園」に立ち寄る頃には、雨も上がって青空も見えてきました。

紅葉には早い時期でしたが、日本庭園の良さも感じていると思われます。
ついでに動物園にも足を延ばしました。

↑バタゼミの活動(写真研究)スタッフによる撮影

文化芸術鑑賞とははなれますが、遠足気分を楽しむことができました。このイベントが終われば、いよいよ11月1日(日)の文化祭に向けた取り組みが佳境を迎えます。生徒会を中心に、頑張ってまいりましょう!