中学校の教育目標について
難関大学受験の合格実績は一つの途中経過であり、私たちの教育目的ではありません。最終的に目指しているものは、「人材」の育成です。
共栄の言う「人材」とは、『自分の誠意を社会の役に立てることができる人。』、『誰かの笑顔のために、何かを頑張ることができる人。』という定義をしています。
そのためには、高い学力は当然のこととして、さらに豊かな人間性や正しい心、それらを身につけさせることが、私たちの教育目標となります。そのような理想の中等教育を目指して、バタビアコース(中高一貫教育)は、さらにその教育内容を高めています。
中学校のカリキュラムマネジメント
「人材」とはつまり「資質・能力」を持って「行動」できる人のことであり、バタビアでは「資質・能力」の具体的な目標設定として、「国立大学入試選抜に通用する、汎用性のある総合的学力。」を掲げています。
まず従来型の学力と言われる「知識・技能」の部分、これらはいつの時代でも重要であり、学校で身につけなければなりません。バタビアでは従来の「濃密学習」で定着を図ります。
次に思考力・判断力・表現力の部分、これらはアクティブラーニングによる新しい学びも活用しながら、日々の授業やさまざまな学校活動を通じて身に着けて行きます。
そのような毎日を送る中で、家族や友人、そして先生と語らいながら、自らの姿勢・価値観を明確にしていくのがバタビアの6 年間と考えています。