高等学校の目指すところ
難関大学受験の合格実績も、クラブ活動の活躍も、ココロザシを持って本校に集まった若者たちの、一つの途中経過であり、私たちの教育目的ではありません。最終的に目指しているものは、「人材」の育成です。
共栄では「人材」について、『自分の誠意を社会の役に立てることができる人。』、『誰かの笑顔のために、何かを頑張ることができる人。』という定義をしています。
生徒一人一人に、自己実現できる能力を培い、そしてその力を使って社会に貢献できる人材を輩出する。それこそが建学の精神「自立共栄」の目指すところです。
本校に学んだ彼ら彼女らが、10 年、20 年後に、多くの誰かを笑顔にしていたとしたら、その時には本校の教育を褒めていただきたいと思います。「あの人材の原点は共栄学園にある。」そう言われるような学園を目指しています。
「共栄」とは、対極にある二者(男と女、親と子、個人と社会、教師と生徒等々)が互いに幸福であることを言います。「校訓」である気魄・信念・自治は、その達成のための心構えです。